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| LESSON 6 | 新単位:フラノ |
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制定 2002/09/09 同日施行 君たちは、「北の国から シリーズ」を見たことがあるだろうか。ない?それでもアンタ日本人か! 大晦日、つけてるテレビは なんですか。え、紅白の裏番組?それでもアンタ日本人か!小林幸子のバカ衣装を見ずに何をして年を越すんだと思うんだ? 「アンタ日本人か?」と言っているほうは、日本人を以ってしてはあり得ないその不自然さが身にしみて分かるのです。しかし、 このセリフを言われたほうはたまったもんじゃない。戸籍にもパスポートにも国籍は「日本」と書いてあるのにいきなりアンタは日本人か、と言われるその悲しさと不安は、筆舌に尽くしがたいものがあります。一体私は日本人としてどんな感覚・感情・感受性に欠損しているのだろうか。もとより、私は一体どの程度通常の日本人から隔離された存在であろうかということが問題の中心となるはずです。 これまでのわたしたちは「日本人としていかに逸脱しているか」を表す指標を持っていなかったため、この問題になると見てみぬフリをしたり、黙殺することでこの違和感を避けてきました。しかし、もう安心です。まさ博士の開発した新単位「フラノ」を使うことで、相手の日本人としての違和感を適切に表現、指摘することが可能になります。もう黙殺する必要はありません、アナタは笑顔で相手の違和感に対して接することができます。また、違和感を保持するものも、自分がどの程度乖離しているのかを具体的に知ることができるため、より日本人らしい感覚を思い出すプランに励みがでるというものです。 新単位:フラノ(K@F) ・ クニエ(KNE) 21年間という四半世紀に匹敵する時間をかけ、一家族の成長と成り行きを描いた日本国民なら誰でも知っている「北の国から」。 北海道の豊かな大地、美しい自然の育んだその情景は、ドラマもさることながらわたしたちが日本人であるゆえに感じる暖かさ、 はかなさ、せつなさ、そして郷里への熱い思いを改めて実感させてくれます。この北の国からの舞台は、富良野。このロケーションを以ってしてこれまたピッタリの主演、田中 邦衛。つまり、「タナカクニエ at フラノ」であることを単位の表記としました。 「クニエ アット フラノ」です。しかし、呼称が長いため「フラノ」と略すことを可能にしました。日本語表記・発音は「フラノ」、英語表記は「K@F」と書きます。FRNと表記しないのは、フランスの通貨 フランと間違えないためです。 北の国からシリーズを見て、正確にはドラマが終わりエンディングクレジットが流れるその時、湧き上がる熱い思い「ああ、日本人でよかった」というこの感覚が素直に湧き上がった人は 100フラノです。注意してください、単位は1ではありません、100フラノが基本単位となります。ここが原点です。100フラノで「一般的な日本人」とみなされるよう、こうした基準を設けています。 そして、北の国からを全く見なかった、見たことはあるが全く何も感じたことがない、という人を 0フラノとし、日本人として欠損していることを表します。 何も北の国からだけではありません。「北の国からを見ない」というイベントは、「大晦日、紅白歌合戦を見ない」と同じ程度の「日本人らしくない度」を表します。したがって、紅白歌合戦を見ない人も 0フラノです。面白いか面白くないかは問題でありません、大晦日のあの時間に、テレビにNHK総合が映っているか否かが評価のポイントです。 その他、色々応用しましょう。先生はキッカケを皆さんに与えるだけです。「北の国からを見ない」「紅白歌合戦を見ない」この日本人として失格の烙印を押してやろうか、という感覚が 0フラノです。また、「北の国からは非常に劣悪な番組である」までヌカした野郎がいたとしましょう。これはもう0フラノでは足りません。マイナスに食い込んで -100フラノ、という具合になります。「君は適度な日本人っぷりだね」が100フラノです。この感覚を早く身に付けて色々な症状を診断してみましょう。慣れるまで難しいでしょうから、おおよその目安を例をあげて紹介します。各フラノに書いてある例におおよそ匹敵した場合、そのフラノを授与してあげます。 また例にない場合でも、大体の感覚はわかるはずです、各自判断してください。突然に「500フラノ」を与えるといった子供じみたことは辞めてください、そういうのを「バカは加減をしらない」と申します。フラノは厳密な単位です。日本人に備われた「わび・さび」を持ち合わせてるのか否かまで判断できるくらいの単位にしようと思います。 例) 100 K@F (ひゃく ふらの) →一般的な日本人であることを表します。お風呂で歯を磨く・納豆を愛する・仰げば尊しがイイ歌だと感じる。など。 例) 200 K@F(にひゃく ふらの) →日本人として日本的文化をかなり体得している人物であることを表します。北の国からを全話視聴済み、更に1ストーリーずつの感想を「日本人として失いたくない感覚」というテーマで語ることができる、または、全話で涙を流して泣いた。畳部屋でないと寝れない。我が国で愛されてきた動揺・唱歌の歌詞と作者がすぐ言える。お祭りの際は、必ずなんか引っ張るか担ぐかする。英語の必要性について完全否定することができる、土の匂いを嗅いでたまらなくなつかしい思い出をすぐ語れる。など。 例) 0 K@F (ぜろ ふらの) →日本人として欠損している感覚が見られることを表します。「うん、うん」のかわりに「あーはん」とつい言ってしまう、「いえす」ではなく「いえっぷ」といってしまう、日本がキライ、日本のドラマはあまり好きじゃない、日本人と結婚しなくてもイイという考えもある、できれば海外にずっといたいと思う、正月に紅白歌合戦を見ることに反抗意識がある、北の国からなんてもってのほか、朝食は必ずパン、四季の変わり目に気づかない、夏の匂い・冬の匂いについて話を振ると「は?」という。など。 例) -50 K@F (まいなす ごじっ ふらの) →日本人として不適格である疑いがあることを表します。パッとメモを取るとき書いてるのが非日本語、家族全員西洋風、松屋・吉牛で食ったことがない、立ち食いそばに入ったことがない、手でこねる おはぎ なんて不衛生で食べたくない、公文式ってなんだか知らない、子供のころのおやつは駄菓子ではなくケーキ・カステラ。など。 例) -100 K@F (まいなす ひゃく ふらの) →日本人として恥ずかしいのではないか?と言ってのけられるレベルです。「道」を正しい書き順で書けない、書道をやったことがない、緑茶がキライ・麦茶もキライ、カルピスは貧乏くさいからキライ、みのもんたが誰だか知らない、「春のうららの隅田川〜」この続きが歌えない、「赤とんぼ」の作者がわからない、そもそもそんなこと知らなくてもイイと思ってる、お祭りの屋台で絶対食べ物を買わない、外国にいるときのエピソードのほうが多い。など。 例) -200 K@F (まいなす にひゃく ふらの) →日本人として不適格・ダメな烙印を押すべきレベルです。もうメンドくさくなってきたな、こりゃよっぽどのレベルだよ。 またついでなのでこちらも定義しておきましょう。「これぞ典型的な正しき日本人」である田中邦衛、この人の具合・風貌を1 KNEとします。1クニエな人は、自動的に 100フラノが付帯されます。しかし、見た目は1クニエでも、その行動はヒドイ、という場合には、「オマエ、見た目は1クニエなのに、-200フラノだよ」と指摘してやっても構いません。「クニエなのにフラノじゃねえ」というこのジレンマが一層危機感を煽ることでしょう。 最後に、この単位ができた裏背景ですけども、ただ単に俺の周りに「北の国から 2002 遺言」を見たやつがあまりに少なすぎて、 その嘆かわしさにアタマに来ただけです。もうホントそれだけ。口惜しくて悔しくて・・・名指しでフラノで指摘してあげたくなって突発的にできた単位なの。 |
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